今では時計の修理・オーバーホールなどのメンテナンスをメーカーだけにこだわらない時計ユーザーの方が多くなっています。このことは、すなわちメーカー以外の民間の時計修理専門店の中に、優秀なお店が増えてきていることの証なのだろうと思います。

また、時計メーカーによっては、並行品差別と呼ばれるメンテナンス価格に大きな価格差をもうけている時計メーカーも存在しています。このような時計メーカーのユーザーをはじめ、メーカー対応の不満や疑問をお持ちの時計ユーザーの方も多くいるようです。

さらに、インターネットの急速な普及と共に、時計メーカー頼りだった時計修理・オーバーホールといった時計メンテナンスの依頼先の選択肢が増えたことも事実です。このような事から、今では時計修理・オーバーホールなどのメンテナンスを、メーカー以外の民間時計修理専門店へと依頼される時計ユーザーが大変多いのが現状です。

ですが、このメーカー以外の時計修理専門店への依頼をされたことがない時計ユーザーの方にとっては、不安な気持ちを持たれる方も多いのかも知れません。その不安な気持ちは、その依頼先がメーカーだから、民間だからといったことからくるのでしょうか?

安心感は対価を支払うから?!

時計の修理やオーバーホールといったメンテナンスは、クルマの修理・メンテナンスと同じでメーカーと民間業者の2つの依頼先があります。

クルマの場合も、そのクルマを販売しているメーカーに任せるのが、最も安心できるメンテナンスの依頼先となるでしょう。しかし一方で、その安心料として民間業者に比べて割高な費用をその対価として支払うわけです。もしかすると、この対価を支払うことこそが安心感につながっているのかもしれません。

クルマの場合も時計の場合も、行う作業は同じであり、さらには交換が必要な部品はそのメーカーの純正部品が使われるのです。ここで行なわれる作業は、それが民間であろうとメーカーであろうと同じなわけです。

ですが、時計修理・オーバーホールなどのメンテナンスを、時計の場合のメンテナンスと同じ括りとすることにも多少の無理もあるのも確かです。何故なら、時計にはクルマのように法律で縛られた「車検」のような制度はありません。すべてが、それぞれの時計ユーザーの自己責任となっています。

そういった意味でも、クルマのように2年に一回の車検制度があるわけではないために、クルマ以上にメーカー重視の雰囲気があるのかもです。

技術力で決めるべき!

THE SWATCH GROUP JAPAN KK

時計修理・オーバーホールは、メーカーだから安心だと思われる方は、メーカー以外の選択肢はないのかもしれません。しかし、このページをご覧になっているあなたは、時計修理・オーバーホールの依頼先でメーカー以外の選択肢をお探し方なのだろうと思います。または、メーカーだからと割高な料金の安心料の支払いに疑問をお持ちなのかもしれません。

メーカーであろうと、民間であろうと、結局はその技術者の技量に対しての対価を支払うべきなのではないでしょうか。もちろん、民間の時計修理専門店だからと、メーカー以下のサービスや技術で仕方がないということではありません。

むしろ今では、メーカー以上の対応と技術で、時計ユーザーから多くの信頼を得ている時計修理専門店は沢山あります。単に、時計修理・オーバーホールなどのメンテナンスに関する技術ならば、民間の時計修理専門店の時計技師の方が豊富な経験から技術力は上なのだろうと思います。

しかし、一般の時計ユーザーは直接に時計技師とやり取りをするわけではないために、サービス部門の対応や支払う対価に比例して満足感を得られている場合がほとんどではないでしょうか。

確かに、高級感漂う空間のメーカーラウンジでの顧客対応は、顧客として満ち足りた気持ちにさせられるのは事実です。しかし、時計に施された内容は、メーカーであろうと民間時計修理専門店であろうと違いはないのです。

時計メーカーと民間時計修理店のオーバーホール価格