時計修理・オーバーホールを検討される方の、その依頼先となるのがメーカーと民間時計修理店との2つの選択肢があると思います。
この2つの時計修理・オーバーホールの大きな違いとなるのが、その時計修理・オーバーホール価格にあるのではないでしょうか。なので今回は、時計各ブランドのメーカーでのオーバーホール価格と、民間時計修理店でのオーバーホール価格をお伝えしてみようと思います。
これから、あなたがオーバーホールを検討されているようならば参考にしてみて下さい。
【メーカー】ブランド別オーバーホール価格
ブランド | 自動巻 | クロノグラフ |
---|---|---|
ロレックス | 45,000円〜 | 60,000円〜 |
オメガ | 45,000円〜 | 65,000円〜 |
グランドセイコー | 30,000円〜 | 60,000円〜 |
タグ・ホイヤー | 57,750円〜 | 74,250円〜 |
IWC | 45,000円〜 | 60,000円〜 |
ブライトリング | 80,000円〜 | 115,000円〜 |
*タグホイヤー正規品(エドワードクラブ会員)はオーバーホール料金と狗部品代が30%OFF、ブライトリング正規品(クラブブ・ライトリング会員)はオーバーホール価格が半額になります。
あなたがお持ちの時計ブランドはあったでしょうか?時計ブランドによっては、正規代理店での正規品での購入と並行品との間に、オーバーホール価格の割増などの格差を設けているブランドもあるようです。尚、フランクミュラーは並行品のオーバーホール受付を行なっていません。
【時計修理店】ブランド別オーバーホール価格
ブランド | 自動巻 | クロノグラフ |
---|---|---|
ロレックス | 25,000円〜 | 35,000円〜 |
オメガ | 20,000円〜 | 30,000円〜 |
グランドセイコー | 20,000円〜 | 30,000円〜 |
タグ・ホイヤー | 20,000円〜 | 25,000円〜 |
IWC | 25,000円〜 | 35,000円〜 |
ブライトリング | 22,000円〜 | 35,000円〜 |
民間時計修理店では、当然ですが正規品と並行品とのメンテナンス価格の格差はありません。平均的な、民間時計修理店における各ブランドのオーバーホール価格ですが、おおよその目安としてはメーカー価格に対して70%~50%ほどの価格が一般的なようです。
ですので、メーカー価格から50%以上の安価でオーバーホールを行う民間時計修理店には注意が必要かもしれません。
まとめ

今回は、各メーカーでのオーバーホール価格と民間時計修理店でのオーバーホール価格についてお伝えしてみましたが参考になったでしょうか。
ブランドによっては、同じ時計であるにも関わらず、オーバーホール価格に差をつけているブランドも幾つかあるようです。
そして、民間の時計修理業店の中には、メーカー価格の50%以上も安くオーバーホールを受けている業者があるようですが、このような時計修理店への依頼はその後のトラブルのもとにもなりますので注意して下さい。
各ブランドに特化した時計技師在籍の時計修理・オーバーホール専門店