スイスメイドの老舗ブランドとして知られる「ロンジン」は手頃な価格帯のモデルが多く、機械式時計の入門機としても人気の時計ブランドとなっているようです。

また、ロンジンは並行モデルであればさらに手にしやすいモデルも多いことから、並行品でのロンジンの購入が多いのもこのブランドの特徴の1つとなるようです。

こちらのページでは、その多くが「並行品」での購入となる時計ブランドの1つ「ロンジン」の正規メンテナンスでの「並行差別」や、その他ロンジンの正規オーバーホールについてまとめています。

ロンジン正規オーバーホールでの並行差別はない

ロンジンの日本国内での正規メンテナンスは「スウォッチグループジャパン」が取り行っています。この「スウォッチグループジャパン」は、他の大手時計グループとは違い「並行差別」は行っていません。

スウォッチグループはロンジン以外ではオメガ、ラドー、ティソ、ハミルトンといった時計ブランドが参加していますが、これらのブランドもロンジン同様に並行差別を行なっていない時計ブランドとなります。

なので、ロンジンの正規メンテナンスでは「正規品」「並行品」を問わず、平等なサービスが受けられるということです。また、交換部品発生時にも同様のサービスと価格が約束され、オーバーホール作業後は2年間の保証も同様に付与されています。

ロンジン正規オーバーホールの依頼方法3つと作業内容

● ピックアップサービス
● 全国5ヶ所のカスタマーサービス
● 正規販売店への持ち込み

ロンジンの正規メンテナンスは上記3つの依頼方法があります。最もおすすめの依頼方法となるのがピックアップサービスを利用した郵送での依頼となります。このピックアップサービスは専用のWEBページからの申し込みとなります。

ピックアップサービスは往復の送料や梱包材を含めて無料で利用することができます。但し、見積もり後のキャンセルでは時計の返送料1,100円の負担があります。また、支払い方法は代引きとなりますが現金とクレジットカードに対応しています。

ピックアップサービス

次に、ロンジンの正規メンテナンスを対面で依頼したい方には、全国5ヶ所のスウォッチグループジャパン指定のカスタマーサービスへの持ち込みでの依頼がオススメです。

また、正規販売店への持ち込みでも対応できますが、この場合は販売店手数料が加えられた請求が行われますので上記2つの依頼方法がおすすめとなります。それぞれのカスタマーサービスは下記の通りです。

【札幌】札幌時計サービスセンター

【住所】札幌市中央区南一条西3-8 札石ビル5F
【TEL】011-241-3002
【受付時間】9:30 〜 18:00(平日のみ)

【東京】東京カスタマーサービス

【住所】東京都中央区銀座7-9-18 ニコラス・G・ハイエックセンター 5-7F
【TEL】03-6254-7350
【受付時間】11:00 〜 20:00(月〜土)11:00 〜 19:00(日・祝日)

【名古屋】中部時計サービスセンター

【住所】名古屋市中区栄5−4−5 モントルビル3F
【TEL】052-243-6591
【受付時間】9:30 〜 18:00(平日のみ)

【大阪】大阪カスタマーサービス

【住所】大阪市中央区南船場3-11-18 郵政福祉心斎橋ビル1F
【TEL】06-7739-0992
【受付時間】11:00 〜 20:00

【福岡】スイス時計サービスセンター

【住所】福岡市中央区天神3-14-31 天神リンデンビル4F
【TEL】092-731-6611
【受付時間】9:30 〜 18:00(平日のみ)

ピックアップサービス

【TEL】03-6254-7300
【受付時間】平日9:30-18:00 (年末年始を除く)

尚、見積もり後のキャンセルには3,300円、スイス送り後のキャンセルには16,500円がそれぞれ別途請求されます。

ロンジン正規オーバーホールの価格と作業内容

ロンジン 基本価格 外装研磨
クォーツ 29,700円 ライトポリッシュ付き
クォーツクロノグラフ 41,800円 ライトポリッシュ付き
自動巻き 34,100円 ライトポリッシュ付き
クロノグラフ 52,800円 ライトポリッシュ付き
● 時計の真贋確認
● ケースとムーブメントの分離
● ケースの分解
● ケース及びブレスレットのライトポリッシュ(可能な場合)
● ケース及びブレスレットの洗浄(可能な場合)
● ムーブメントの分解あるいは交換
● ムーブメント部品の取り外し
● ムーブメントの洗浄
● ムーブメントの組み立て、注油、及び調整作業の過程で必要とされた部品の交換
● 電池交換(クォーツ時計)
● 外装部品の組み立て直し、防水性の復元(可能な場合)
● ケーシング
● ロンジン社既定による外観の最終検査
● ロンジン社既定による精度調整
● 防水性の復元(可能な場合)
● 24ヵ月保証

ロンジンの正規オーバーホールの価格と作業内容は上記の通りです。ロンジンはスウォッチグループに属した時計メーカーですが、その価格は一律ではなくメーカー毎の料金設定が行われています。ロンジンはスウォッチグループの中でも常識的な料金設定だといえるでしょう。

ロンジンの正規メンテナンスはメーカーということもあって、絶対的な安心感も正規メンテナンスのメリットでしょう。さらに、メーカーならではの2年間保証も大きな安心材料となるでしょう。

とはいえ、平均的な納期が2ヶ月、スイス送りでの対応では最大12ヶ月間の時間的な拘束と、規定に定められた消耗品パーツの一律交換での部品代などが、正規メンテナンスでのデメリットだといえなくもありません。

まとめ:ロンジンの正規メンテナンスは安心感がある

こちらのページでは、ロンジンの正規オーバーホールについてお伝えしてみましたが参考になったでしょうか。スウォッチグループ傘下となったロンジンはスウォッチグループの意向もあって、高級時計のリーズナブルな価格帯の時計メーカーとの位置付けとなっています。

また、ロンジンは同じスウォッチグループ傘下となった世界的なムーブメント製造会社ETA社のムーブメントをベースにした時計作りが行われています。このETAムーブメントは世界中で最も流通している時計ムーブメントです。

なので、ロンジンの正規メンテナンスが高額だと感じる場合には、ロンジンまたはETAムーブに精通した時計修理専門店での依頼を検討してみるのも良いかもしれません。