最終更新日:2023.5.27
IWCはパイロットウォッチをはじめとするIWCらしいその佇まいや、その機能性で人気の時計ブランドの1つです。またIWCはポルトギーゼのクロノグラフモデルが人気ですが、その価格も割安とはいかないようです。
IWCの最も多い購入方法となるのが「並行品」の購入となりますが、さらにお得にIWCを購入できるのが中古品の購入ではないでしょうか。しかし、このIWCの中古品には何かデメリットがあるのでしょうか?また、IWCの中古は修理・メンテナンスでの何かデメリットがあるのでしょうか?
目次
修理・オーバーホールには影響しない
IWCを中古で購入したからといって、それがIWCの修理・オーバーホールに影響することはありません。IWCはロレックスやオメガのように「正規品」との間で「並行品」や「中古品」とでメンテナンスに差が存在しない時計ブランドであるからです。
また、中古のIWCにはメーカー付属の保証書の付与がないことも少なくないでしょうが、この保証書の有無も時計メンテナンスにおいて一切のデメリットはありません。そもそも時計メンテナンスでは、一部のメンテナンス差別を設けるブランド以外は意味のないものとなるからです。
IWCはメーカー対応であっても時計修理専門店での対応であっても、一律に同じサービスを受けることができる時計ブランドです。なので、購入後の時計メンテナンスを考慮した場合はオススメの時計ブランドとなりますので、その購入が中古品であっても大きな問題となることはないでしょう。
保証書は売却時に影響がある?
IWCに限らず中古品の時計を購入しようとした場合は、付属品の有無が少なからず影響するかもしれません。その代表的な付属品となるのが「保証書」の存在ではないでしょうか。
この保証書の有無は本物・偽物の区別のためではなく、その時計に対して一枚しか存在しないことに意味があるようです。特に古いアンティークであれば、当時のメーカー保証書が付いているとすれば非常に大きな付加価値を与えることができるでしょう。また、保証期間が残っている状態であれば売却時に大きな付加価値となるのも間違いないでしょう。
保証書がなければ本物かどうか分からないと思われる方のいらっしゃるでしょうが、この保証書がその時計の真贋を決めるものでもありません。実際の査定現場では、この保証書の有無は問題とはなりません。時計そのものが偽物であるかどうかが問題となるからです。
とはいえ、IWCの中古品の購入も売却時にも保証書の有無は無いよりは、あった方が良いといった程度の理解で良いのではないでしょうか。保証書の有無といったことよりも、そのIWCが本物かどうかが一番の問題となるだけです。
IWCでは、そのIWCの中古品が真正品であるかの鑑定を行うサービスがあります。IWCブティックまたは正規販売店に持ち込むことで鑑定を依頼することもできます。
経験豊富な時計師が IWC本社で時計を細部にわたって検証し、真正品であるかどうかを判断します。真正品であることが確認できれば、証明書を発行させていただくこともできます。
IWC FAQ:https://www.iwc.com/ja/services/faq.html
まとめ:IWCの中古品も修理・オーバーホールに影響ない
こちらのページではIWCを中古で購入して、その修理・オーバーホールの依頼や依頼先に対して不安や心配をお持ちの方に向けて、IWCの中古品のデメリットについてお伝えしてみました。
IWCはロレックスと並んで世界中どこであっても、同じメンテナンスサービスを行う信頼と実績を兼ね備えた時計ブランドの1つとなります。IWCの修理・オーバーホールはメーカーであっても時計修理専門店であっても、安心・安全な時計ブランドとなります。
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