【SINN】

SINN(ジン)並行差別2倍の正規メンテナンスの内容と修理店比較

パイロット時計で有名なSINN(ジン)は、個性的なモデル展開とドイツ製時計として、スイスメイドの高級時計にはない人気の時計ブランドです。SINN(ジン)のメンテナンスは、正規依頼が最良だと考えられています。

こちらのページでは、個性的な時計ブランド「SINN(ジン)」の正規メンテナンスでの並行差別や、正規メンテナンス価格から依頼方法など、SINN(ジン)の正規メンテナンスのまとめページです。また、修理専門店との比較も行っています。

SINN(ジン)正規オーバーホール価格【並行差別2倍】

モデル 正規品 並行品
クォーツ 26,600円 57,200円
クォーツクロノ 41,800円〜 83,600円〜
自動巻 29,700円〜 59,400円〜
クロノグラフ 47,300円〜 94,600円〜

SINN正規オーバーホール価格表

● ムーブメントの分解、洗浄、調整、組立、注油、機能確認
● オーバーホールの過程で必要と診断されたムーブメント構成部品の修理、交換
● ケース及びブレスレットの洗浄
● ケース及びブレスレットで必要と判断されたリューズ、プッシャー、クラスプ等、外装部品の修理、交換(部品代金は別途見積)
● 防水性能の確認(モデルやケースの状態で防水性能を確保できない場合あり)
● タイミング調整とランニングテスト、機能及び外観の最終検査

SINN(ジン)の正規オーバーホール価格と作業内容は上記の通りです。尚、交換部品発生時には上記価格にプラスして、部品代の請求が合わせて行われます。

SINN(ジン)の日本総代理店となるのは、株式会社ホッタということになっています。なので、SINN(ジン)の正規メンテナンスは株式会社ホッタが行うことになっているようです。

株式会社ホッタは、ロレックスやチューダーブティックを展開する時計やジュエリーの輸入販売会社ですが、時計やジュエリーのメンテナンス部門があるようです。尚、時計メンテナンス部門では10名前後の技術者の在籍があると思われます。

SINN(ジン)の正規メンテナンスはこのような環境で行われていますが、SINN(ジン)の国内正規メンテナンスには2倍の格差を生む並行差別が存在しています。2倍の並行差別はブライトリング同様に、国内最大の並行差別格差となります。

とはいえ、株式会社ホッタの修理技術者は一級時計修理技能士、またはスイスのWOSTEP(ウォステップ)の資格を取得した技術者ということもあって、正規メンテナンスでの安心感は他のブランドとの違いはないでしょう。

SINN(ジン)正規メンテナンス依頼方法と特典

● SINN正規販売店への持ち込み
● SINNサービスセンターへ連絡する 〒104-0045 東京都中央区築地5-6-4 4F TEL03-5148-2174

SINN(ジン)の正規メンテナンスの依頼としては、上記2つの方法が用意されています。SINN(ジン)正規販売店への持ち込み、もしくはSINNサービスセンターへの依頼となっています。

但し、正規販売店でのメンテナンス依頼は手数料をプラスされた請求が行われるようですので、SINNサービスセンターへ直接依頼されるのが良いのではと思います。尚、SINNサービスセンターへの依頼は事前の連絡が必要です。

SINN正規販売店検索

SINN(ジン)正規メンテナンス特典

● 2年間保証
● 次回4年以内のオーバーホール10%OFF

SINN(ジン)を正規メンテナンスに依頼することで、その後2年間の品質保証が付与されます。修理・オーバーホール後の不具合に対しては、無料対応を取ってもらえるので安心を担保することができます。

また、SINN(ジン)の正規オーバーホール後には、次回のオーバーホールで使用できる10%OFFクーポンが発行されます。但し、次回のオーバーホールは4年以内との規定がありますので注意が必要です。

SINN(ジン)正規と時計修理専門店の比較

モデル 正規 修理専門店
自動巻 59,400円〜 25,000円〜
クロノグラフ 94,600円〜 37,000円〜

SINN(ジン)の修理・オーバーホールは、SINNサービスセンターでの正規メンテナンスが安心なその依頼先となるでしょう。しかし、正規メンテナンスは高額な請求額になる場合が少なくありません。

また、SINN並行品ユーザーにとっては、2倍もの格差は許容しがたいものとなるでしょう。そういった場合には、優秀な腕時計修理専門店に任せるのが最良の方法となる場合が多いようです。

正規サービスを行う株式会社ホッタの技術者は10人前後だといわれていますので、多くの修理専門店と比べてみた場合にも優位性を感じる程ではないようです。

但し、SINN(ジン)はムーブメントの構成や防水機能に特殊な技術が使用されていることもあって、SINN(ジン)に特化もしくは精通した時計修理専門店を見極める必要があるでしょう。

まとめ

こちらのページでは、SINNの正規メンテナンスについてまとめてみました。SINN(ジン)の正規メンテナンスは、日本総代理店となる株式会社ホッタで行われることになります。

株式会社ホッタはロレックスやチューダーブティックを展開している輸入販売会社ですが、ご存知のようにロレックスもチューダーも並行差別を設けていないメーカーとして知られています。

しかし、SINN(ジン)はブライトリングと並んで、最大の格差となる2倍の並行差別を行う時計ブランドです。また、その正規メンテナンスを並行差別を行わないロレックスブティックを展開する株式会社ホッタというのも興味深いところです。

時計修理店でのSINNの修理事例の記事を見る

関連記事

  1. 【時計修理シエン】Sinn(ジン)修理事例や料金と完了までの流れ

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

POPULAR POSTS

PICK UP

  1. 基礎知識

SPECIAL POSTS NEW POSTS

PAST POSTS

  1. 【時計修理工房ネオスタンダード】スピードマスター修理事例と料金まとめ
  2. 【長野県】時計修理・オーバーホールおすすめ3店舗【評判・料金】
  3. オロロジャイオのタグ・ホイヤー修理事例と料金をご紹介します!
  4. 【時計修理シエン】Sinn(ジン)修理事例や料金と完了までの流れ
  5. 時計修理専門店シエンでのIWCオーバーホール実績と口コミ!
PAGE TOP