ブライトリングは男心をくすぐるデザインとブランドの背景もあって、魅力的な時計が多くラインナップされている無骨な時計ブランドです。

特に、近年は自社開発のムーブメント搭載モデルが多く、その魅力を一層良くしたのではないでしょうか。

とはいっても、時計はメンテナンスを行うことでコンディションを保つことが出来ますので、むしろ購入後のメンテナンスを考慮して選びたいのも時計の特徴かも知れません。

今回は、ブライトリングユーザーの時計メンテナンスのメーカー対応を検討しているブライトリングユーザー、またはブライトリングの購入を検討している方からの質問に答える、ブライトリングユーザーの声をまとめてみました。

【BREITLING】メーカーでオーバーホールした人の光と影

ブライトリングは時計メンテナンスに価格差を設けている時計ブランドの一つとなっていますので、その購入からメンテナンスにいたるまで、正規と非正規といった違いに特に敏感にならざるを得ない時計です。

そんなブライトリングに不安や悩みを抱えるブライトリングユーザーやブライトリングの購入を検討している方からの疑問や質問の中からいくつかご紹介してみようと思います。あわせてブライトリングユーザーからのアドバイスも掲載しておきます。

ブライトリングのオーバーホール料金についてお聞きしたいと思います。ブライトリングの時計の購入を検討しているのですが、理由のひとつに正規店での購入でオーバーホール料金が半額になり、他のブランドよりも維持費が安くすむのでは?というのがあります。いかがでしょうか?

A:ブライトリング・クロノマットを正規販売店で購入したものですが、クラブ・ブライトリングの恩恵は正直わかりません。私もブライトリングは初めての購入ということもあって、初めから正規店以外での購入は検討していなかったのですが、正規オーバーホールも割引があるとはいえ高いですよね。オーバーホールの頻度にもよるのでしょうが、正規の半額程度で買えるのであれば、正規にこだわる必要はないのかなというのが感想ですね。

ブライトリングのクロノマットを使用していますが、購入してもうすぐで3年になります。そろそろオーバーホールの時期だと思うのですが、やはりオーバーホールはした方がいいのでしょうか?今は問題なく動いていますが、オーバーホールはちゃんと出したほうが良いでしょうか?

A:正直、買って3年では早いでしょう。私などは日差が大きく狂うなどの症状が現れてから出すようにしています。大体5~7年くらいの間隔だと思いますよ。長い目で見るとその方が得なように思いますし、現状の時計に不具合がないようでしたら私でしたら出しませんね。

ブライトリングのオーバーホールについてなのですが、正規で購入した場合は半額になると聞いてメーカーにお願いしたのですが、 見積を確認したら正規価格ではありませんでした。問い合わせをしたところ、海外の正規店での購入は日本では正規扱いにならないそうです。

A:正規品扱いにはなりませんね。日本国内のみが対象ですから。並行品はそもそも海外の正規店から仕入れているのに変な制度ですね。ブライトリングは割引サービスくらいなのでまだ良いですが。

購入から5年経過でオーバーホールしようと思いケースから保証書とメンバーズカードを出そうとしたら、カードと保証書が見当たりませんでした。メーカーでオーバーホールはできるのでしょうか?またメンバーズカードは再発行はして貰えるのでしょうか?

A:オーバーホールにメンバーズカードは必要ではありません。なので、問題なくオーバーホールは受け付けてもらえるはずです。ブライトリングの正規と非正規はケース番号で区別されていますので、その時計が正規ならケース番号で確認されるだけです。メンバーズカードの再発行はないはずです。

中古でクロノマットを購入したのですが、メンバーズカードも付属していました。ということは、正規品の特典を受けることが出来るということでしょうか。オーバーホールの割引なのですが・・・。

A:残念ながら中古のブライトリングは正規品としても特典を引き継ぐことは出来ません。名前の変更はもちろん、住所変更も出来ません。ブライトリングの正規品特典はファースト購入者だけのようですので、買取査定にも影響ないと思いますよ。

ブライトリングの正規品ならわかるのですが、非正規のブライトリングもオーバーホールはメーカーに出すのでしょうか?メーカー以外を選ぶ場合に注意することがあるのでしょうか?

A:正規品のブライトリングユーザーですが、メーカーに出したことはありません。私の町は地方のまた地方といった感じで、そもそも並行店が近くにないため当然のようにデパートの正規店で購入しました。これは購入後に知ったのですが、ブライトリングは正規と並行の価格差が尋常じゃないくらいに違います。その価格差を取り戻そうとオーバーホール代をケチってます。

ブライトリングの並行差別は購入価格に比例している?!

ブライトリングには日本国内の正規品店からの購入者に限り「クラブ・ブライトリング」の入会が認められ、その特典の中でも最も大きな特典となるのが、オーバーホール価格が50%OFFになることです。

しかし、多くのブライトリングユーザーが並行品を購入するのは、その購入金額にあります。並行品のブライトリングの購入は、各種イベントやサロン利用のようなサービスに興味がなく「オーバーホールだけ安くなればいい」という方は、実は並行店で買ったほうがオトクなのです。

  • 正規:1,080,000円(OH 62,500円)
  • 並行:650,000円(OH 125,000円)

上記のナビタイマー01は正規品価格は1,080,000円ですが、並行品店では65万円前後で購入することができます。この時の差額は43万円となります。

そして、ブライトリングのメーカーでメンテナンスを行った場合には、正規品を購入してクラブ・ブライトリングの会員として割引を受けたとしても、7回分のオーバーホールが必要な価格差となります。

これは、5年に1回のオーバーホールとして35年分となります。並行品は正規品に対して買った時からすでに35年後までのメンテナンス代が含まれているとも言えるのです。

さらに言えば、メンテナンスを優秀な時計修理専門店へ依頼すれば、クラブ・ブライトリング価格の半額程度でメンテナンスすることが出来ます。

そして、ブライトリング自社ムーブであっても、通常オーバーホールを時計専門店へと依頼をして、部品交換が伴うようなオーバーホールをメーカーへ依頼するというスタンスで全く問題ありません。

なので、正規で得られるステータスやサービスを抜きにした金額の問題だけであれば、メンテナンスを含めても並行品が圧倒的にお得なのです。

まとめ:ブライトリングの光と影は購入価格の差

ブライトリングのように、メンテナンス価格に格差を設けている時計ブランドは他にもありますが、ブライトリングの場合はメーカー依頼には問題ありません。

ただし、メンバーであっても高額なメンテナンス価格は否めません。さらに、並行品ユーザーではさらに高額なメンテナンス費用の負担があるのも確かです。

しかし、このような価格差を設けてでも、正規品ブライトリングユーザーの保護を打ち出すのは、購入時の金額に格差があるのは間違いないのではないでしょうか。

ブライトリングは、その武骨なデザインと機能性で独特の魅力を放つ時計として認知されています。それは、ブライトリングのメンバーであっても、そうでなくても変わるものではないのではないかと思います。

上手なメーカーとの付き合い方が、もっとも利口なブライトリングとの付き合い方なのかもしれません。