時計のガラス風防が万が一割れてしまった、故障してしまった、中が曇っているなどの不具合が見られた場合の対応はどうすれば良いのでしょうか。

時計のガラスなどの破損などの主な原因は、外部からの強い衝撃によってもたらされる場合がほとんどです。当然ながら、このガラス風防にキズが付いたり破損してしまうと修理が必要となって来るでしょう。

このページでは、時計のガラス風防のトラブルでの対処法や気をつけたいことなどについてお伝えしていきます。

風防の違いによる対応

時計の風防には、サファイアクリスタル・ガラスとプラスチック製の2種類の風防が存在します。ですので、その時計に使われている風防によっても対応が違ってくるようです。サファイアクリスタルの場合は、研磨での対応をすることが出来ません。なので、もし壊れてしまった場合は交換しか手はありません。

一方のプラスチック風防でしたら、研磨することによって小さな傷なら消す事が可能です。ですが、これも研磨しても消えることのない深い傷が気にような場合は、交換での対応しか方法がありません。

ですので、状態や程度によって交換が必要か?必要ではないか?やはり、プロの方に見てもらわなければパーツ交換の有無を見分けることは難しいのではないでしょうか。

*近年のロレックス のモデルには、王冠の透かしが入っていますのでメーカー対応のみとなります。

実際の対応と修理費用は?

風防のトラブルの場合における対応は、その時計メーカーと一般の時計修理専門店では、やはりその対応も違います。メーカー送りになった時計は、間違いなく全て風防交換での対応となりますから、当然ですが高額な修理費用を覚悟しなければならないでしょう。

ですので、こちらでは一般的な民間の時計修理専門店を例にとってお伝えしようと思います。

民間の時計修理専門店の対応と平均価格

◆風防を磨く

プラスチック風防の場合は、浅い傷であれば磨くことで修復可能な場合がほとんどです。その場合の研磨料金は、3,240円前後が相場のようです。

◆プラスチック風防交換

プラスチック風防であれば、さほど高いパーツ交換代とはなりにくいです。パーツ代としては、4,000円~5,000円となるようですね。プラス技術料となるようです。

◆ガラス風防交換

サファイアクリスタルガラスなどのようなガラス風防は、交換によってのみの対応となります。この場合のパーツ代としては10,000円前後は覚悟しなければならないでしょう。

ガラス風防の交換は防水テストなども必要な作業となりますので、技術料と合わせて20,000~30,000円となる場合が多いようですね。

風防トラブルで気をつける事

風防トラブルで最も気をつけなければならない事は水分の侵入です。この水分のムーブメント内への侵入には特に気を配らなければなりません。時計のガラス面に、曇りや水滴ができていたら要注意!

水分は、錆びや故障の原因となる時計の大敵ですので、すぐに取り除かねばなりませんので一刻も早くプロの手による修理が必要となります。

最後に


今回は、時計の風防トラブルについてお伝えしてみましたが参考になったでしょうか。

今回ご紹介した風防トラブルでの対応ですが、一般的にはオーバーホールを伴わない場合の風防交換は、民間時計修理専門店ではオーバーホール同時での依頼しか受付していない場合がほとんどのようですので、同時のオーバーホールの検討をされてみても良いのかなぁとは思います。

しかし、この風防のみの対応だけを求めている方もいるかもしれません。ですので、風防のみでの対応を受け付けている信頼出来る時計修理専門店として「WATCH COMPANY」と「オロロジャイオ」ですので参考にしてみてはどうかと思います。