一般的な工業製品は壊れた時に修理するイメージかも知れません。しかし、特に高級時計と呼ばれる腕時計では、壊れる前に定期的なオーバーホールを行うことを理解されているユーザーが多いように思います。

とはいえ、何らかの不具合が現れた時に、その依頼先を検討される方も少なくありません。こちらのページでは、時計修理やオーバーホールの際の依頼先となるメーカーと時計修理店の基本的な違いとその判断基準についてまとめています。

【時計修理】メーカーと時計修理店の違い

修理代金
● 信頼性・安心感
● 修理・メンテナンスの考え方
● 柔軟性
● 技術力

時計メーカーと時計修理店には、基本的に上記のような違いを感じることができるようです。まず、メーカーと時計修理店の大きな違いは、その費用が大きく異なります。時計メーカーと時計修理店を分ける最大の理由もここにあります。

また、一般的な感情として信頼感や安心感といったものも違うかも知れません。とはいえ、そこには絶対的な技術やサービスに違いを感じることとは別に、その時計を作っているメーカーだという安心感があるからでしょう。一方で時計修理店ではその店ごとに、信頼感や安心感に差があります。

そして、このメーカーと時計修理店とでは修理やオーバーホールに対する考え方が大きく違います。メーカーでは、その品質を保持することに重きを置いています。一方の時計修理店は不具合の解消に重きを置いているようです。

なので、メーカーが一式での部品交換を行うのに対して、時計修理店では不具合箇所の部品交換が行われます。例えば、アンティークの時計などでは文字盤を含めて一式で交換するメーカーに対して、時計修理店ではその時計の雰囲気を壊さず、対象となる交換部品のみの交換対応を行うといったような違いがあります。

潤沢な純正部品を有するメーカーでは使用可能である部品であっても、一式で部品交換対応が行われるので柔軟性は総じて低いのが特徴です。対する時計修理店では、顧客の要望に最大限によりそう対応が取られます。不必要な部品交換は行わず、クリーンアップ等でまだまだ使える部品交換は極力行いません。

そういった意味では、メーカーと時計修理店では技術的な内容に若干の違いがあるのかも知れません。とはいえ、メーカーであっても時計修理店であっても、その内容に違いはありません。結局は、その時計技術者の技術力に委ねられるということではないでしょうか。

【時計修理】メーカーと時計修理店の選択を分ける判断基準

料金
● 正規品・並行品
● 部品交換
● 実績

時計の修理・オーバーホールは、その時計メーカーと時計修理店との2つの依頼先がありますが、この両者を分ける判断基準としては上記のようなことがあるようです。まず大きな線引きとなるのが、その費用があります。時計は定期的なオーバーホールが基本なので、コストの見直しを検討することもあるでしょう。

時計のメーカーによっては購入場所の違いだけで、オーバーホール価格に大幅な価格差を設けている場合があります。この違いもメーカーと時計修理店を分ける大きな要因となるでしょう。時計ブランドよっては、その引き受けを行なっていないメーカーもあります。

勿論、そのオーバーホールや修理で部品交換対応が必要な場合も、メーカーと時計修理店を分ける要因となるでしょう。メーカーやモデルによっては外部に部品を流通していないこともあります。必然的にそのようなメーカーの時計は、部品交換を伴う場合はメーカー対応のみとなることもあるでしょう。

そして、メーカーであれば安心・安全な依頼先となるかもですが、時計修理店ではその時計メーカー・モデルの実績を確認する必要もあるでしょう。時計修理店には得意とするメーカーやモデル、逆に実績が少なかったり部品入手などの問題から、不得意とするメーカーやモデルがあったりするものです。

まとめ:何を重視するかで決まります!

こちらのページでは時計オーバーホール初心者の方に向けて、その依頼先となるメーカーと時計修理店の違いについてお伝えしましたが参考になったでしょいうか。

時計の修理やオーバーホールは、その依頼先によって価格を含めていくつかの違いがあります。また、その際に重視する項目によって最良な依頼先の選択ができるでしょう。

時計の最良なコンディションの維持には、定期的なメンテナンスを実施することが何よりも有効なその手段となります。同時に、そのコストを含めた見直しも、時には必要になるかも知れません。こちらのページがその際の参考になればと思います。

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