時計のトラブルには様々なケースや症状によって、その対応も違ってくるものです。特に気をつけたいのが、これからの夏本番の季節での時計のトラブルです。

夏は高い気温や日差しの強さから、時計にとっても厳しい季節となるようです。今回は、時計トラブルの中でも夏に多く見られるトラブルと、その対処法についてお伝えしていきます。

夏に多い時計のトラブルとその対処法

夏は高い気温と日差しの強さから、夏特有のトラブルを抱える時計も少なくありません。そこで次に、夏に多い時計のトラブルとその対処方法をまとめています。

汗や汚れが付きやすくベルトが劣化する

ステンレスなどの金属のベルトは劣化が少ないイメージですが、ベルトの隙間などに汚れや汗が付着することで、ベルトのコマ同士を繋ぐピンやパイプが腐食しやすく、ある日突然ベルトが切れるといったトラブルを招くこともよくあります。

また、革ベルトはそのフィット感が魅力ですが、そのフィットしたベルトならではのトラブルが、汗や汚れによるベルトの劣化です。

革ベルトは軽いので、腕に負担がかからず材質的にもフィット感があり、また金属アレルギーなどの心配もありません。ですが、金属製のベルトであれば、水洗いもできますが革ベルトではそうはいきません。

革ベルトは毎日の清掃を習慣にする

  • タオルで拭き取る
  • 軽い汚れは消しゴムで擦る
  • 革専用のクリーナーを利用する

まずは、清潔な柔らかいタオルを用意して軽くなでるように拭くのが良いでしょう。特に汗が付いているところは丁寧に拭きます。汗には塩分が含まれていますので、しっかりと拭き取ってあげましょう。

タオルではなかなか落ちない汚れは、革専用のクリームを利用すると良いしょう。軽い汚れであれば、消しゴムで擦ってあげることで簡単に落とすことが出来ます。

水没させてしまった

夏は特に海や川などへ出かける機会が増えるものです。そういった場合に多いのが、誤って時計を水没させてしまうトラブルです。特に注意したいのが防水機能が不十分な時計です。

水没など水気によるトラブルは、時間が経てば経つほど状況が悪化して、深刻なトラブルへと進行する可能性が高くなります。水没によって次のような症状があれば、早急な専門家への対応が必要です。

  • ガラスの内側が曇る
  • 針やインデックスの変化や曇り
  • リューズやボタンが固い

上記のような症状を確認したら、自分で何とかしようとは思わず早急な対応を取られることが、その後の深刻なトラブルを防ぐ最良の方法となります。

そして、水没させたことがないのに上記のような症状を発見した場合は、リューズやパッキンの劣化を原因として、ムーブメント内部への水気の侵入が考えられます。このような場合も、早急に専門家への対応を行いましょう。

ガラスにヒビが入ったり割れた

夏はシャツなどの薄着となることから、むき出しの時計をぶつけたり、または誤って落としたりといった外的な要因で、時計を傷つけたりする確率が高まる季節となります。

ガラス部分のヒビや割れたりといった場合に、特に気をつけたいのが水気の侵入です。また時計内部にも破損時のガラスの破片が入っている可能性も考えられます。

水気や破片のムーブメントへの侵入は、部品の損傷や劣化を招く大きな原因ともなりますので、この場合も早急な専門家への対応を求められます。

夏に気を付けたいのは水気の侵入

時計のトラブルの中で最も深刻なのが、時計内部への水気の侵入です。特に夏は時計がむき出しの状態となることが多く、外部からの衝撃などを受けやすくなります。

またリューズやパッキンの劣化などから、急激な温度変化によって水気の侵入を招きやすい季節ともなります。特にパッキンは、その材質などから日々劣化してしまいます。

また、温度の変化や水によって圧力がかかることによって、劣化を加速させてしまい防水性能の劣化を招いてしまいます。特に夏の季節は、汗がリューズやベゼルなどに付着することでパッキンの劣化を加速させてしまいます。

そうならないためにも、特に夏の季節は日々のケアがとても大切です。

まとめ:夏に気を付けたいのは水気の侵入と時計への衝撃

時計のトラブルで最も深刻なのが、時計内部への水気の侵入です。このようなトラブルの多くは、時計をぶつけたり落としたりといった衝撃や、パッキンなどの防水機能の低下が大きな原因となります。

夏は特に汗をかき易く、ケースやベルトなどが汗に含まれる塩分によって、汚れや劣化の原因ともなります。また、夏特有の湿気も時計にとっては良い影響を与えません、

今回は、夏に多い時計のトラブルについてお伝えしてみました。夏特有の時計のトラブルも毎日のお手入れで防ぐこともできますので、時計を外す時には汗や汚れを拭き取る習慣をつけてはいかがでしょうか。