最終更新日:2022.1.22
ロレックスやオメガ、ブライトリングといった有名メーカーの機械式時計であれば、そのメンテナンスとなるオーバーホールは、当然の前提としての購入となると思います。
一方で、名もないブランドや有名メーカーであっても、ボトムラインの比較的安価な時計の場合はどうでしょう。機械式時計は、どうしてもオーバーホールといったメンテナンスが必要になってきます。
有名メーカーや有名ブランドではなくとも、そのユーザーにとっては愛着と思い出が詰まった時計に変わりはありません。今回は、高級ブランド時計は別として、比較的安価な時計のオーバーホールの必要性などについてお伝えしていきたいと思います。
オーバーホールの基準は10万円以上の時計
ロレックスやオメガといった高級時計は、末永く付き合っていくためには当然ですが、オーバーホールは必須のメンテナンスとなります。
一方で、安価な時計の場合も同じようにオーバーホールのメンテナンスを行うべきなのでしょうか。末永く付き合いたい時計であっても、定期的なメンテナンス価格は重要ですよね。
なので、その時計の購入価格よりも高額なオーバーホール価格が発生するのであれば、ユーザーによっては選択肢から外れることがあるのではないかと思います。そこで、多くのユーザーが考えるオーバーホールの必要性は、その時計の値段を基準として考えていると思います。
では、その時計の価格がいくら以上であれば、オーバーホールを検討するのか?ということですが、多くの時計修理・オーバーホール専門店からの意見として最も多かったのが、10万円以上の時計なのだそうです。
というのも、有名ブランドであれば部品の保有や確保も比較的スムーズですが、あまりに安価な時計に関しては、部品交換が発生した場合には、その対応も難しい問題となる場合が多いようです。
また、その時計の購入が安価だったとしても、高級メーカーの時計のオーバーホール価格との大きな差はありません。安価な時計であっても、高級ブランドの時計であっても、ことオーバーホールに関しては大きな違いとはなりにくいのが現状です。
なので、安価な時計だからとオーバーホールも安価に行ってもらえるとは考えない方が良いようです。
最後に
今回は、オーバーホールを検討する基準となる時計の値段についてお伝えしてみました。
愛着がある安価な時計であっても、高級時計と同様に定期的なメンテナンスを行うことで末永く共にすることができます。ですが、そこにはメンテナンスにかかるコストの問題もありますので参考にしてみてください。
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