最終更新日:2023.2.3
ALLU WATCH REPAIR(アリューウォッチリペア)は、ブランド買取で有名な「なんぼや」運営の「時計修理工房なんぼや」より、グループ内での事業拡大に伴って生まれ変った国内トップクラスの時計修理専門店となります。
こちらのページでは、ALLU WATCH REPAIR(アリューウォッチリペア)17,000本オーバーの年間時計修理実績の中で、4,700本以上の年間修理実績となる「ロレックス」の修理事例と外装研磨サービスの評判についてまとめています。
目次
【ALLU WATCH REPAIR】ロレックス修理事例と参考価格
経験豊富な時計技師が細かな点にまで目を光らせながら、お客様のロレックスの時計修理対応を丁寧に行います。確かな技術力に加え、日本はもちろん、世界でも通用する認定資格を持つスペシャリストによる価値ある時計修理をぜひ一度お試しください。
引用元:アリューウォッチリペア(ALLU WATCH REPAIR)公式サイト
ALLU WATCH REPAIR(アリューウォッチリペア)では年間修理実績17,000本のうち、約4,700本程がロレックスユーザーからの依頼となっているようです。
ALLU WATCH REPAIR(アリューウォッチリペア)のロレックスユーザーは、定期オーバーホールの個体が少なくありません。また、新品仕上げの依頼が多いのもALLU WATCH REPAIR(アリューウォッチリペア)ユーザーの特徴なのかもしれません。
では次に、ALLU WATCH REPAIR(アリューウォッチリペア)でのロレックス修理の事例を技術者のコメントと合わせてご紹介していきます。今現在、不具合を抱えるロレックスユーザーには参考になるかもしれません。
デイトジャスト16233
【依頼内容】オーバーホール・修理
【症状】カチャカチャ音がする。すぐに止まる。
【修理内容】オーバーホール、部品交換
【不具合原因】油切れ、ローター真摩耗
【オーバーホール価格】29,000円(税込)
【交換部品】ローター真:3,000円(税込)
【合計料金】32,000円(税込)
【技術者コメント】ローター真の摩耗によってローターが機能していなく、ゼンマイが上手く巻けない状態でした。また、内部機械や裏ブタなどに擦れていたことで、カチャカチャと音がしたり、止まりの原因となっていたようです。油切れの状態でもありましたが、オーバーホールと部品交換によって不具合が解消されました。
オイスターデイト手巻き 6694
【依頼内容】オーバーホール・修理
【症状】リューズが空回りする。動かない。
【修理内容】オーバーホール・ゼンマイ交換
【不具合原因】油切れ・ゼンマイ切れ
【オーバーホール価格】29,000円(税込)
【交換部品】ゼンマイ:3,000円(税込)
【合計料金】32,000円(税込)
【技術者コメント】全体的に油切れの状態となっていました。リューズが空回りはゼンマイが切れていたのが原因です。今回はゼンマイ交換のみで修理対応が行えましたが、ゼンマイが切れた衝撃で内部部品の歯車が破損してしまうケースもありますので、ゼンマイを巻き上げる際はゆっくりと行い、巻き止まったらそれ以上はリューズを回さないようご注意ください。
サブマリーナ114060
【依頼内容】オーバーホール・風防研磨・プッシュボタン交換
【症状】時計を落としてから動かない。
【修理内容】オーバーホール、部品交換
【不具合原因】油切れ、分カナ受け石破損
【オーバーホール価格】29,000円(税込)
【交換部品】穴石:7,000円(税込)
【合計料金】36,000円(税込)
【技術者コメント】時計を落とされたということですが、不動の原因は衝撃によって「分カナ受け石」の破損によるものでした。穴石の交換は穴石調整器を使用しての交換となります。今回は時計に異常が起きてすぐの依頼でしたので、交換部品が少なく済んで良かったです。
デイトジャスト
【依頼内容】ガラス交換
【症状】時計を落としてガラスが割れた
【修理内容】オーバーホール、ガラス交換
【不具合原因】油切れ、衝撃
【オーバーホール価格】29.000円(税込)
【交換部品】ガラス:9,000円(税込)
【合計料金】38,000円(税込)
【技術者コメント】時計を落としてしまいガラスが割れたとのことで修理依頼がありました。特にオーバーホールの希望ではないようでしたが、ガラス片が機械内部に混入したために了承のもとにオーバーホール作業を同時に行いました。
デイトジャスト16234
【依頼内容】オーバーホール・修理
【症状】カレンダー変更できない、時刻調整で異音がする
【修理内容】オーバーホール・部品交換
【不具合原因】油切れ・小鉄車破損
【オーバーホール価格】29.000円(税込)
【交換部品】小鉄車:9,000円(税込)
【合計料金】38,000円(税込)
【技術者コメント】全体的に油切れの状態となっていました。カレンダーを変更する際に動作する小鉄車の歯が破損していました。油が切れた状態で使用し続けることで大きな負担がかかったことが原因です。部品の交換を行なっています。
ミルガウス116400
【依頼内容】オーバーホール・外装研磨
【症状】すぐに止まってしまう、ゼンマイを巻いたときにギシギシ音がする
【修理内容】オーバーホール、部品交換
【不具合原因】油切れ、部品劣化
【オーバーホール価格】29.000円(税込)
【交換部品】切替車:21,000円(税込)
【外装研磨】10,000円(税込)
【合計料金】60,000円(税込)
【技術者コメント】ミルガウス116400GVキャリバー3135のオーバーホールと修理依頼です。ムーブメント内は油切れによって、部品の摩耗による金属粉や汚れが見られる状態でした。特に切替車の歯車の摩耗と金属粉による汚れが酷くことから、動作不良とゼンマイ巻き上げ時の異音は切替車の摩耗と油切れが原因だと判断しました。再使用が難しい状態でしたので部品交換対応となりました。
ALLU WATCH REPAIR価格表
種別 | 基本価格 |
---|---|
クォーツ | 21,000円(税込) |
クォーツクロノグラフ | 31,000円(税込) |
自動巻き | 29,000円(税込) |
クロノグラフ | 39,000円(税込) |
* ALLU WATCH REPAIRのオーバーホール基本価格はワンプライスとなります。メーカーやモデルの違いによる価格の変動はありません。全メーカー、モデルに関係なく上記の価格となります。
【ALLU WATCH REPAIR】ロレックス新品仕上げの事例紹介
新品仕上げのみ | オーバーホール同時 |
---|---|
20,000円(税込) | 10,000円(税込) |
ALLU WATCH REPAIR(アリューウォッチリペア)は、オーバーホールを伴うことなく、破損したり、キズがついたりしたケース・ガラス・ベルト・バックルなどの外装部品の修理・交換に対応してします。
特に、新品仕上げと呼ばれる外装研磨サービスを依頼されるユーザーが多いのもALLU WATCH REPAIR(アリューウォッチリペア)の特徴となるものです。
では次に、ALLU WATCH REPAIRでのロレックス新品仕上げの施術事例をご紹介していきます。
ALLU WATCH REPAIR(アリューウォッチリペア)の新品仕上げのオーダーは年間10,000本以上となります。この数字は年間修理実績17,000本のALLU WATCH REPAIRの規模でも驚異的な実績だと言えるでしょう。
【ALLU WATCH REPAIR】ロレックスに多い修理依頼内容
● 定期オーバーホール
● 外装研磨
● リューズ修理・交換
● ゼンマイ交換
ALLU WATCH REPAIRでのロレックスユーザーに多い修理依頼の内容は上記の通りです。特徴的なのが、定期オーバーホールでの個体が多いということです。
また、ロレックスは実用性が高いことから、日常的に使用するユーザーが多いようです。なので、特に外装品のトラブルによる修理依頼が多いのもALLU WATCH REPAIRの特徴の一つなのかもしれません。
というのも、オーバーホールを伴わない修理依頼を受け付けない時計修理店が多い中、ALLU WATCH REPAIRはオーバーホールを伴わない修理のみでの受付が可能です。
外装品のトラブルはオーバーホール時期とは関係なく、予想することが困難なトラブルの一つともなります。ALLU WATCH REPAIRの多くの年間修理実績の中には、こうしたオーバーホール以外での部品交換や修理のみでの対応も影響しているのではと思います。
【ALLU WATCH REPAIR】ロレックス外装部品修理別の参考価格
● 風防:10,000円〜
● ブレス:10,000円〜
● リューズ:40,000円〜
ご存知のようにロレックスは「並行差別」が存在しない時計ブランドの一つとなります。なので、ムーブメント内の部品の供給と調達は一部の時計ブランドとは違い、デイデイト等の一部のモデルは別として部品確保が困難なブランドというわけではありません。
研磨や調整によって対応が可能なトラブルや、不具合であれば上記の価格を目安にしてください。しかし、研磨や調整では対応できない不具合は部品交換での対応となります。または、リューズのトラブルのようなオーバーホールが必要な場合もあるかもしれません。
尚、ロレックスであっても外装部品の積極的な流通は行っていません。風防に王冠マークの透かしが入る近年のモデルはメーカー対応のみとなってしまう場合がほとんどですので注意が必要です。
● 「時計のガラス交換が出来る出来ないの違いはココにある」のページをみる
ALLU WATCH REPAIRの依頼方法
● 専用梱包キットで郵送
● 全国の「なんぼや」「ALLU」「ブランド コンシェル」へ持ち込む
ALLU WATCH REPAIRへの時計修理・オーバーホールの依頼方法は上記の2つがあります。まず、ALLU WATCH REPAIRの依頼の多くが「専用梱包キット」を利用した依頼となります。
ALLU WATCH REPAIRの「専用梱包キット」は、見積もり後のキャンセルであってもその返送料も含め、すべての郵送料を無料で利用することができるので最もオススメの依頼方法となります。
また、全国120店舗以上の「ブランド買取なんぼや」をはじめ、「ヴィンテージショップALLU」「ブランド コンシェル」への持ち込み依頼にも対応していますので参考にしてみてください。
ヴィンテージショップALLUやブランド コンシェルは地域が限定的ですが、ブランド買取「なんぼや」は全国120店舗以上の店舗展開がありますので、「なんぼや」の各店舗近郊にお住まいの方は持ち込みでの依頼を行なってみても良いかもしれません。
ブランド買取「なんぼや」は全国28の都道府県にある約120の店舗は下記の通りです。
北海道・東北エリア:北海道/岩手県/宮城県/福島県
関東エリア:栃木県/群馬県/埼玉県/千葉県/東京/神奈川県
中部エリア:新潟県/富山県/石川県/長野県/静岡県/愛知県
関西エリア:滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県/奈良県/和歌山県
中国・四国エリア:岡山県/広島県/香川県/徳島県
九州エリア:福岡県/熊本県/大分県/鹿児島県
まとめ:ロレックスの年間実績が大きな安心材料
こちらのページでは、ALLU WATCH REPAIRの豊富な修理実績の中から、ロレックスに関する修理の事例や新品仕上げの評判などについてお伝えしてみましたが参考になったでしょうか。
「ALLU WATCH REPAIR」はグループ内の事業拡大に伴って、「時計修理工房なんぼや」より名称変更を行なった「なんぼや」グループの時計修理部門となっていますが、40名の在籍技術者をはじめ、すべての事業内容も時計修理工房なんぼや」からの変更もありません。
ALLU WATCH REPAIRでの年間4,700本以上のロレックスの修理実績は、必ずしもメーカーにこだわらないロレックスユーザーにとって、その依頼先の一つとしても安心なのではないでしょうか。
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