最終更新日:2024.4.12
TUDOR(チューダー)は、ロレックスの姉妹ブランド「チュードル」として知られ、ムーブメント以外のパーツをロレックスから供給を受けて時計作りが行われていました。
今ではチューダーとブランドの改名を行っていますが、現在に至るまでロレックスとの関係性が深い時計ブランドです。こちらのページは、そんなTUDOR(チューダー)の正規メンテナンスの内容を詳しくまとめたページとなっています。
目次
TUDOR正規オーバーホール価格と作業内容
モデル | 価格 |
---|---|
自動巻 | 42,350円 |
自動巻(デイト) | 43,560円 |
自動巻(デイデイト) | 49,610円 |
クロノグラフ | 60,500円 |
● 時計の真贋確認
● ムーブメントの分解
● ムーブメントの洗浄
● ムーブメントの組み立て・注油
● ケースとブレスレットの研磨
● ケースの組み立て
● ムーブメントのケーシング
● 精度検査
● 防水検査
● 最終品質検査
TUDOR(チューダー)の正規オーバーホール価格と作業内容は上記の通りです。交換部品発生時には上記価格にプラスして部品代の請求が合わせて行われます。尚、TUDORの正規メンテナンスはロレックスが代行している関係上、並行差別はありません。
とはいえ、TUDORはロレックスの正規メンテナンス同様に、劣化部品に関連する部品交換の提案が一式で行われる場合が少なくありません。また、その際の部品交換を拒否する権利はありません。部品交換を拒否する場合、メンテナンスはキャンセル扱いとなります。
このような予防整備的な意味合いが強いメンテナンスを、メーカー依頼の大きなメリットと捉えるユーザーも少なくありません。しかし、メーカーの考え方を理解する一方で、追加発生するこのような部品代の負担を良しとしないユーザーもまた多いようです。
TUDOR(チューダー)正規メンテナンスの依頼方法
● ロレックスのサービスセンターに持ち込む
● 正規代理店に持ち込み
● 郵送で送付する
● 日本ロレックス「https://www.rolex.com/ja」
住所:〒100-8345 東京都 千代田区 丸の内 2-3-2 郵船ビル
電話:03-5857-2315
営業時間:9:00~16:30
定休日:土・日・祝日
● 札幌
住所:〒060-0005 北海道 札幌市 中央区 北五条西 5-2 住友生命札幌ビル8F
電話:011-241-0852
営業時間:9:00~16:30
定休日:土・日・祝日
● 仙台
住所:〒980-0021 宮城県 仙台市 青葉区 中央 4-10-3 住友生命仙台ビル12F
電話:022-264-2020
営業時間:9:00~16:30
定休日:土・日・祝日
● 名古屋
住所:〒450-0001 愛知県 名古屋市 中村区 那古野 1-47-1 名古屋国際センタービル1F
電話:052-581-4747
営業時間:9:00~16:30
定休日:土・日・祝日
● 広島
住所:〒730-0013 広島県 広島市 中区 八丁掘 14-4 JEI広島八丁堀ビル 6F
電話:082-225-4400
営業時間:9:00~16:30
定休日:土・日・祝日
● 福岡
住所:〒810-0001 福岡県 福岡市 中央区 天神 2-8-38 協和ビル6F
電話:092-741-1887
営業時間:9:00~16:30
定休日:土・日・祝日
【郵送専用】
● 東京
住所:〒135-0016 東京都 江東区 東陽 3-28-6 ロレックス東陽町ビル
電話:03-5857-2315
営業時間:9:00~17:30
定休日:土・日・祝日
● 大阪
住所:〒531-0072 大阪府 大阪市 北区 豊崎 5-3-22 ロレックス中津ビル
電話:06-6377-5900
営業時間:9:00~17:30
定休日:土・日・祝日
TUDOR(チューダー)の正規メンテナンスの依頼は上記3つの方法があります。実は、TUDOR(チューダー)は日本国内ではカスタマーがありません。TUDOR(チューダー)の正規メンテナンスは、日本ロレックスが代行して対応しています。
なので、対面希望は全国のROLEXサービスセンターへの持ち込み、またはTUDOR正規販売店への持ち込みが良いでしょう。但し、正規販売店でのメンテナンス依頼は手数料をプラスされた請求が行われるようです。
TUDOR正規販売店経由では手数料の負担があります。また、各サービスセンターへの持ち込みが困難な場合も含めて郵送がオススメです。尚、時計郵送時の梱包パックは無料で利用できますので、東京・大阪の郵送専用窓口へ問い合わせを行いましょう。
TUDOR(チューダー)正規メンテナンスの特徴と注意事項
● サービス保証書発行
● 2年間保証
● ポリッシュサービス付き
● 部品交換の拒否は出来ない
● ヴィンテージモデルは注意
TUDORの正規メンテナンスには2年間保証とポリッシュサービスが付きます。また、サービス保証書も発行されます。このサービス保証書の発行と2年間のメーカー保証が最大の安心材料です。
尚、ロレックスが代行するポリッシュサービスは、一部の時計メーカーのようなライトポリッシュではなく、一般的に「新品仕上げ」と呼ばれる完璧な外装研磨が行われ、新品同様の輝きを取り戻すことを前提とした対応が行われます。
TUDORのメンテナンス代行を行うロレックスでは、すべて現行品と同じような状態を求めます。なので、最低限以上の部品交換が行われます。しかし、この交換拒否はできません。
また、ヴィンテージモデルの個体であっても同様の対応が取られますので、文字盤や針といったパーツも現行品のパーツへの交換が提案されることになります。
このような場合でも交換パーツの拒否を行うことはキャンセル扱いとなって、ロレックスでのTUDOR正規メンテナンスサービスを受けることは出来ません。
尚、TUDOR(チューダー)はメーカーメンテナンス時にも並行輸入品に対するペナルティー等の並行差別は行われません。
なので、並行品のTUDORであっても正規品との差別化は行われませんので、並行品のデメリットを実感しないメーカーの一つとなっています。
まとめ:TUDORはROLEXクオリティ
こちらのページでは、TUDORの正規メンテナンスについてまとめてみました。TUDOR(チューダー)は、そのメンテナンスをロレックスが代行していることもあって、一部の時計ブランドのような並行差別のない時計ブランドです。
しかし、ロレックスが代行するTUDOR正規メンテナンスは、結果的に高額な費用の負担を求められる場合が少なくありません。ロレックスクオリティーとはいえ料金的な疑問を感じる人は、TUDORの経験豊富な時計修理店を検討してみることもオススメです。
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