ブライトリングは「正規品」と「並行品」との販売価格差が大きい時計ブランドの一つです。なので、多くのブライトリングユーザーが「並行品」のブライトリング各モデルの購入を行っているようです。

ですが、このブライトリングは時計メンテナンスにおいて「正規品」と「並行品」との間で、最も大きな価格差を設けている時計ブランドともなっています。「正規品」に比べて「並行品」のブライトリングは、修理・オーバーホール価格に2倍の価格を提示されてしまいます。

また、このブライトリングはそもそも時計修理・オーバーホールの価格設定が高額な時計メーカーとしても有名です。そこで今回は、ブライトリングの部品交換とオーバーホール等の修理費用を抑える方法をお伝えしてみようと思います。

ブライトリングの部品交換とオーバーホール費用を抑える方法は?

ブライトリングの部品交換とオーバーホール費用を抑える方法は、部品交換をメーカーで行って、オーバーホールを民間で行うことでしか、その費用を抑える方法はないようです。

ブライトリングというメーカーは、「並行品」ユーザーにとっては部品交換が発生した場合には、厄介な時計メーカーの一つとなります。特に、ベルトやリューズといった外装パーツ交換を伴う修理では注意が必要です。

このブライトリングは、ベルトやリューズといった外装パーツの流通を行っていません。なので、その修理・交換はブライトリング・ジャパンのみでの対応となってしまいます。

また、ブライトリングの特徴の1つともなっている骨太な針も、ぶつけた等の外部からの衝撃で取れてしまったり、特徴的な五連ブレスが意外と錆びやすくトラブルも多いようです。

とはいえ、多くのブライトリング各機械式モデルは、このような外装パーツの部品交換を行わない定期オーバーホールであれば、メーカーの高額なメンテナンス価格に関わらず民間の「時計修理専門店」を利用して、定期的なメンテナンスを施すことが最も最良な方法となるのではと思います。

ブライトリングのメーカーと民間のメンテナンス価格差

【スタジオ・ブライトリング】

  • 3針自動巻き・・・80,000円(税別)
  • クロノグラフ・・・125,000円(税別)

*クラブ・ブライトリング会員半額

【時計修理専門店】

  • 3針自動巻き・・・20,000円~23,000円(税別)
  • クロノグラフ・・・30,000円~34,000円(税別)

ブライトリングのメーカーメンテナンスを行う「スタジオ・ブライトリング」では、その時計修理・オーバーホールの受付は、各正規代理店もしくはピックアップサービスを利用して依頼を行いますが、「並行品」ユーザーにとっては高額なメンテナンス費用の請求が行われます。

一方で、民間の時計修理専門店では「正規品」と「並行品」との間のメンテナンス価格には違いはありません。また、スタジオ・ブライトリングへの依頼にはピックアップサービス費用(800円)の請求が行われますが、時計修理専門店ではそういった費用の負担もないようです。

とはいえ、ブライトリングのメーカー依頼を担当するスタジオ・ブライトリングは、ブライトリングに精通した時計技術者ということもあって、安心・安全なその依頼先となるのは間違いないでしょう。一方で、時計修理専門店ではブライトリングに特化した時計技術者やメーカー出身技術者等、ブライトリングに精通した時計技術者在籍の時計修理専門店を見極める必要もあるでしょう。

ブライトリング「正規品」と「並行品」の価格差

【クロノマット44】

  • 正規品・・・982,800円
  • 並行品・・・69,4800円(29,3%off)

【ナビタイマーB01】

  • 正規品・・・1,058,400円
  • 並行品・・・679,000円(36%off)

【スーパーオーシャン ヘリテージ II】

  • 正規品・・・567,000円
  • 並行品・・・345,000円(29,2%off)

ブライトリングの「正規品」と「並行品」はメンテナンス価格差同様に、その購入価格にも大きな違いがある時計メーカーの一つとなっています。ブライトリングの「並行品」は、上記のように30%引き前後で購入することが出来ます。

このブライトリング購入の価格差と、メンテナンスにおけるメーカーと民間での価格の違いを、単純に比較するのも無理があるかもしれません。ですが、そのブライトリングのメンテナンスの依頼先を「時計修理専門店」をベースにした場合には、この購入価格差の持つ意味はもっと大きなものとなるのかもしれません。

まとめ:部品交換以外は時計修理専門店を利用する!

今回は、特に外装部品の交換が発生した場合に厄介なメーカーともなる「ブライトリング」のメンテナンスについてお伝えしてみました。このブライトリングは自社ムーブメント開発を行って依頼、自社ムーブメントの部品を流通させないことを背景に、大幅なメンテナンス価格差を設けている時計ブランドとなっています。

とはいえ、流通されていない部品交換が発生しない限り、ブライトリングのメンテナンスはメーカーであっても民間の時計修理専門店であっても、その技術的なサービスに大きな違いはありません。また今では、優秀な時計修理専門店ではブライトリングのメーカー出身技術者や、ブライトリングに特化した時計技術者が当たり前に在籍しています。

ロレックスやオメガといった有名時計メーカーでは、ブライトリングのような「並行差別」は存在しませんが、特に「並行品」のブライトリングユーザーにとっては、そのメンテナンスが頭の痛い問題なのかもしれません。ですが、そのベースを「時計修理専門店」として部品交換発生時のみメーカー依頼を行う対策を取ることで、大幅な費用の軽減が計れるのではと思います。

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