タグ・ホイヤーユーザーの大きな悩みの一つに、修理・オーバーホールの依頼先についての悩みがあるようです。このタグ・ホイヤーも、その修理・オーバーホールの依頼先となるのはメーカーもしくは民間の時計修理店となるようです。

その際に問題となるのが、タグ・ホイヤー正規代理店での購入者に与えられる「エドワード・クラブ」の存在があるようです。

今回は、タグ・ホイヤーの修理・オーバーホールの依頼先の選択を行う場合の「エドワード・クラブ」の存在についてお伝えしていきたいと思います。

「エドワード・クラブ」って?

エドワードクラブ特典

  • 保証期間2年延長(最大4年間保証)
  • メンテナンス価格30%OFF
  • 部品価格20%OFF
  • エクスペリエンスへご招待
  • 数量限定モデルの先行予約等

タグ・ホイヤーには2つの購入方法があります。日本国内のタグ・ホイヤー正規代理店での購入と海外のタグ・ホイヤー正規代理店での購入や、日本国内の海外の正規代理店から仕入れられたタグ・ホイヤーを扱う並行輸入店での購入の2つの方法があります。

一般的に言われている「正規品」か「並行品」かということですね。この日本国内の正規代理店で購入された「正規品」に対して与えられるのが「エドワード・クラブ」会員の資格です。

このタグ・ホイヤー「エドワード・クラブ会員」であるかどうかが、その後の時計メンテナンスでの大きな違いとなってくるのです。

エドワード・クラブ会員はメーカーがお得!?

タグ・ホイヤー カスタマーサービス 日本 エドワード クラブ

メーカー依頼でのタグ・ホイヤーの修理・オーバーホールは「エドワード・クラブ」会員であれば優遇されます。タグ・ホイヤージャパンの通常メンテナンス価格から「エドワード・クラブ」会員であれば、オーバーホール価格の30%と部品代の20%が割り引かれるようになっています。

なので、あなたが「エドワード・クラブ」会員であるのならば、タグ・ホイヤージャパンへの依頼がお得だといえます。逆に、「エドワード・クラブ」会員以外の方は、タグ・ホイヤージャパンへの依頼のメリットはないのではないかというのが正直な感想です。

タグ・ホイヤーは、他のスイスメイドの時計メーカーの中でも高額なメンテナンス価格の設定です。

例えば・・・

  • 3針・・・・・・・通常価格48,600円~63,180円(エドワード・クラブ価格32,400円~42,120円)
  • クロノグラフ・・・64,800円~113,400円(エドワード・クラブ価格43,200円~75,600円)

といった具合ですので、「エドワード・クラブ」会員であっても高額な印象ですし、「エドワード・クラブ」非会員の方にとってみれば、かなり高額な価格設定の印象を持ってしまうのではないでしょうか。

しかし、あなたが「エドワードクラブ会員」であるならば、タグ・ホイヤージャパンが高額な価格設定ではあるものの、割引が適用されることで割高感も軽減されるのではないかと思います。

また、「エドワード・クラブ」非会員の方であっても、メンテナンスの金額は問題ではないと思われるのならば、タグ・ホイヤージャパンへの依頼が安心でおすすめとなりますよね。

一方で、メーカーの高額なメンテナンス価格に疑問を持たれたり、メーカーにこだわることなくコストを抑えることで、定期的なメンテナンスを受けたいと思われる方であれば、メーカー以外への依頼先の検討をされるのが賢明な判断となるようです。

民間の時計修理店は実績と評判がすべて!

民間の時計修理店にタグ・ホイヤーの修理・オーバーホールを依頼する場合は、豊富なタグ・ホイヤーの修理・オーバーホール実績がある時計修理店を選ぶ必要があります。また、当然ですがタグ・ホイヤーの純正部品の調達が可能な時計修理店であることも重要です。

これらの条件を満たす時計修理専門店となると限られてきますので、間違いのない時計修理店選びをされては思います。最悪なのは、タグ・ホイヤーの実績もなく純正部品の調達もままならないような時計修理店へ依頼を行うことです。

なので、タグ・ホイヤージャパン以外への修理・オーバーホールの依頼には間違いのない時計修理店選びをされてみてはと思います。

*キャリパーS・キャリパー1887・ホイヤー01/02ムーブメントは部品流通が行われていないために「時計修理専門店」では定期オーバーホールのみでの受付となります。

まとめ

  • エドワードクラブ会員は30%割引(部品20%)
  • エドワードクラブ会員資格は日本国内正規品のみ

今回ご紹介したタグ・ホイヤーの「エドワードクラブ」は、タグ・ホイヤー創設者のエドワード・ホイヤーの名前にちなんでその名がつけられました。ですが、この「エドワードクラブ」は、正規品と並行品とを区別するために設けられていますが、タグ・ホイヤーの並行品ユーザーにとっては著しい差別ともなっています。

このような「並行差別」と呼ばれる格差は、ロレックスやオメガには存在していません。また、これらのブランドは本物であれば保証のあるなしに関わらず、一律にそのメンテナンスサービスを受けることができます。

タグ・ホイヤーに限らず、全てのスイスメイドの時計も並行品であろうと、その中身は正規品と全く同じものです。その購入場所が違うだけです。ただでさえ高額な印象を受けるタグ・ホイヤーのメーカーでのメンテナンス価格は「エドワードクラブ」非会員にとっては、最良な時計コンディションの維持のためには障害にもなりかねません。