時計の雑学

あの時計メーカーはどこのグループ?グループ別のメーカーをまとめました!

あなたの時計ブランドは、どの時計グループに属しているのかご存知でしょうか?また時計購入を検討中のあなたは、その時計ブランドの所属グループをご存知でしょうか?

現在の時計業界も他の業界同様に、単独での経営は競争も厳しく、思い通りの運営は難しい状況ともなっています。多くの時計メーカーも何らかの巨大グループの傘下に入らなければ、その運営も難しい時代のようです。

どの時計ブランドが、どのグループに属しているのかを知っているのかは、その後の時計メンテナンスにおいても大切なことになるようです。そこで、こちらでは巨大資本グループとその傘下の時計メーカーをまとめてみました。

巨大資本グループ別の傘下時計メーカー

時計メーカーを束ねる時計グループには、主に3つの巨大な資本グループが存在しています。時計メーカーはパーツの供給や広告費の問題など、時計を作っているだけではやっていけないのが現状です。それでは、巨大資本グループ別の傘下時計メーカーをご紹介していきましょう。

スウォッチグループ【並行差別なし】

● オメガ
● ラドー
● ロンジン
● ティソ
● ハリーウィンストン
● スウォッチ
● ETA(ムーブメント製造メーカー)

ウォッチグループは最初に誕生したスイス最大の時計グループです。カジュアルウォッチの世界で地位を手に入れたスウォッチが束ねた時計グループで、高い知名度を誇る「オメガ」を傘下に収める時計グループです。

また、スイスの機械式ムーブメントの多くを手がけていたムーブメント製造メーカー「ETA」社を傘下に収めているのも特徴的です。スウォッチグループの強みは、この「ETA」社の加入によって製造面やコスト面で他のグループよりも優位な状況が生まれているようです。

リシュモングループ【並行差別なし】

● IWC
● パネライ
● カルティエ
● ビアジェ
● モンブラン
● ジャガー・ルクルト

ウォッチグループに次ぐ勢力となるのがリシュモングループです。リシュモンはカルティエを中心とする宝飾や、IWCといった人気の高い時計ブランドをその傘下に収めています。

リシュモングループは宝飾品・時計、筆記具、服飾の4部門で構成されているのが特徴となっています。

LVMHグループ【並行差別1,5倍】

● タグ・ホイヤー
● ウブロ
● ブルガリ
● ゼニス
● ルイ・ヴィトン

今、最も勢いがあるとされているのがLVMHグループです。このLVMHグループはバックや財布で有名なルイ・ヴィトンが時計業界へ参入してきたことで束ねられたグループです。

ルイ・ヴィトンはグループ内のタグ・ホイヤーなどの協力があって、本格的な時計工房を所有して時計作りも始めています。また、LVMHグループ参加の時計メーカーは並行差別を行うことでも知られています。

独立系メーカーとその他の時計メーカー

全ての時計メーカーがグループ入りしているわけではありません。私たちもよく知っている時計メーカーも「独立系」と呼ばれる独自の運営で時計作りと販売を行なっています。主な独立系時計メーカーをご紹介しましょう。

● セイコー
● ロレックス
● パテックフィリップ
● オリス
● エルメス
● シャネル
● セリタ(ムーブメント製造メーカー)

これらの独立メーカーは、それぞれに独自ムーブメントの開発を行って、販売も独自のルートを確立しています。また、スイスのムーブメント開発メーカーで有名な「セリタ」社から、ムーブメントを仕入れてカスタマイズを施して時計作りをしているメーカーもあります。

ロレックスに関しては、単独でありながらも売上高ではLVMHグループを上回っています。また、ロレックスは株式の上場すら行なっていません。上場すると常に買収の危機ががありますが、ロレックスにはそういった不安や心配要素はないようです。

そして、セリタ社はムーブメント製造メーカーですが、リシュモングループのIWCなどはムーブメントを仕入れて、独自のカスタマイズを施した時計作りも行なっています。

その他の時計メーカー

● フランクミュラー
● ブライトリング

上記2つの時計メーカーで、フランクミュラーは自社を中心とするWRHHグループに属しており、ブライトリングは欧州の投資ファンド「CVCキャピタル・パートナーズ」に買収され、長期的な資本注入を受けています。

この2つの時計メーカーは、時計メンテナンスでは強烈な差別化を図っているブランドとしても知られた存在です。

まとめ

現在の時計業界はスウォッチグループとリシュモングループが中心となっているようです。そして、最近ではLVHMグループが急速にその勢力を拡大してもいるようです。

他方で、ロレックスやパテックフィリップ、セイコーといった独立系の時計メーカーは、独自の運営でユーザーからの信頼が厚い時計メーカーも存在しています。

その時計がどの時計グループに属しているかによっても、各時計メーカーの線引きもできるのかもしれません。

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